相殿である龍王神は、723年(養老7年)に起きた干ばつに際し、芦田郡藤尾村(現・新市町北部)に鎮座する龍王神が、三室山の麓の甘南備神社に共に祀れば災害がおさまる、という神託をし、それに従い相殿としたものである。