府中のシンボルであり、宝物。四季折々の庭園の美しさも魅力

観光協会の門田さんにお話を聞きました

府中生まれ府中育ちですけど、街中に古い建物や庭園が残っているっていうことを、観光協会の仕事をするまで全然知らなくて。歴史ある建物が昔から変わらず残っているということは、府中の財産、宝物です。観光協会の仕事をしていて、市外や県外の方に『恋しき』のことを話すとすごい興味を持ってもらえるんです。やっぱり府中のシンボル的な存在なのかなと思いますね。

恋しきの間近で2年過ごし、四季折々の庭園の美しさを感じた。鯉にも愛着が…

前に観光協会の事務所が恋しきにあった関係で、2年くらいこの敷地内で過ごしたんですけど、2年いても見飽きない四季折々の庭園の美しさも魅力ですね。樹齢1000年のハクの木や紅梅、白梅、古いきもいっぱいあるし。エサやりをしていたこともあって、鯉にも愛着を持ってるんです(笑)。庭と一緒に鯉も眺めてもらいたいですね。

恋しきは「敷居が高くて入りづらい」と言われる方もいるんですけど、気軽に訪れてほしいですね

ご年配の方に話を聞いたら、「昔は敷居が高くて入ることができんかった」とか「外から眺めるだけだった」とか言われてたんです。男性は接待とか仕事の関係で利用したことがある人がいても、女性はなかなか敷地に入ることもなかったみたいで。今のような形になって初めて入ることができて喜ばれとる人もいます。

若い方には宴会やブライダルでの利用ができることを知ってもらいたいですね。着物が似合うので、前撮りにもオススメです。外観だけ見て「入りづらい」と言われる方もいるんですけど、今はお食事やお茶を気軽に楽しめるようになっているので、気軽に訪れてほしいですね。外国の方にも喜んでいただけると思います。